梅雨から夏にかけて顔が痒くなる!その原因と対策

気温や湿度が高い時期になると顔にピリピリとした痒みを感じてしまうことはありませんか?

洗顔料や化粧品が合わなくなったのかな?思われるかもしれませんが実はその痒さ、菌のせいかもしれません。痒みを引き起こす菌の正体とその対策についてまとめてみました。

顔に痒みを引き起こす菌(カビ)とは?

顔が痒くなる原因には保湿力が失われて起こる乾燥による痒みや、花粉・ダニ・化粧品で起こるアレルギーによる痒みなどがありますが、「菌(カビ)」による痒みというはあまり聞かないかもしれません。

梅雨から夏にかけて湿度が高く暑くなると菌は繁殖しやすくなります。なぜ顔に菌が増えてしまうのかというと、顔は手足に比べて汗や皮脂が多く分泌されます。

痒みを引き起こす菌というのは湿気と脂が大好きです。環境が揃えば爆発的に増殖します。

もともと人の体には常在菌と言わる菌が約200種類以上は存在していますが、その中でも黄色ブドウ球菌やマラセチア菌が増えてしまうと常在菌のバランスが崩れ、痒みや炎症を起こしてしまいます。

肌のターンオーバーは有害菌の増殖を抑える働きや菌からの刺激を受けないために必要なことですが、ブドウ球菌などの有害菌は肌のターンオーバーを遅らせてしまいます。

その結果、菌にとって住み心地の良い環境になり、顔は痒みや炎症が強くなってしまいます。

顔に菌が増えるとどんな症状を起きる?

◎マラセチア毛包炎

こんな皮膚炎聞いたことないという人も多いと思いますが、見た目はとてもニキビと似ています。

ただ、ニキビの原因はアクネ菌、マラセチア毛包炎の原因はマラセチア菌というだけです。

毛包炎というのは毛穴の奥で毛根を包んでいる(毛包)が細菌感染して起こることで、マラセチア菌によって毛包が炎症を起こすからマラセチア毛包炎といいます。

ニキビとは違い痒みが強くなってきます。

◎脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎はわりとポピュラーな皮膚炎ですが、小鼻のまわりが赤くなった経験はありませんか?あれは軽度の脂漏性皮膚炎です。症状が酷くなると頬や額にも炎症が広がります。

脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌機能異常が原因と言われていましたが、最近では脂漏性皮膚炎を起こしている部分にはマラセチア菌が増殖しそれが悪化の原因とも言われています。

見た目もあることながら、痒みや乾燥を引き起こします。

◎アレルギー性皮膚炎

常在菌のバランスが崩れ黄色ブドウ球菌が増殖すると、菌の毒素が強くなります。

黄色ブドウ球菌の毒素はそれ自体がとても強いアレルギー反応を起こすため、痒みや炎症が酷くなります。

痒みが強くなるとつい掻きむしってしまいますが、そのせいで部分的な乾燥肌になったり、黄色ブドウ球菌が他の場所にも移ってしまうことがあります。

顔に痒みを起こさせない予防や対策は?

1
顔に汗やベタつきを感じ始めたら水で洗い流せば菌の増殖も防げそうですが、菌というのはなかなか簡単には落ちてくれませんし、またすぐに増殖してしまいます。

顔の菌を抑えるためには何度も水で洗うよりは、殺菌作用のある石鹸で洗い菌の増殖を抑えるようにしましょう。

柿渋石鹸は殺菌や抗菌性が高く保湿成分が豊富に入っているため、顔に痒みがある人の洗顔にはおすすめです。

この石鹸は臭いが気になる人のために作られている石鹸なのですが、臭いというのは皮脂が酸化し雑菌が繁殖することで起こります。その雑菌を殺菌・抗菌して抑えることで臭いがなくなるということです。

顔の痒みが治まらない人は増殖した菌によって肌が刺激され痒みが出ている可能性があるで、同じく菌を抑えなければ痒みはいつまでも治まりません。

まとめ

顔の痒みが長く続く人や、痒み止めなどを塗っても痒みが治まらない人は顔の菌対策をしてみると良いと思います。

菌対策のためにネットでは「ビタミンを摂る」や「脂っこいものを控える」「枕やタオルをこまめにかえる」などの方法も紹介されてありますが、効果は微々たるものです。

直接菌を抑えなければ意味がありません。洗顔を見直し、痒みや炎症が広がらないよう早めにケアをするようにしましょう。